ひとたんのまるでヒトゴト!、の続き!

ノミル編集長、ひとたんのブログです。

参院選終わった。

ハンター×ハンターが休載してしまいました。
冨樫さんの腰が良くなって、早く連載が再開することを本当に祈っています。
どうか、どうか、もう辞めた!とは言わないでください。

さて、昨日、参院選が終わりました。選挙期間中、ずいぶん自分の周りでも盛り上がって、ずいぶん、気持ちが持っていかれました。
ようやく結果が出て、僕はホッとしています。

結果について僕は、なるほどこうなったか!とある意味感心しています。
自民56、公明14、おおさか維新の会7議席、民進32、共産6、社民と生活が各1、無所属が4という議席獲得数。
これは、与党対野党、改憲派対非改憲いずれからも一定の勝ちと負けが同居した形じゃないでしょうか。

与党から見れば、事前の予想通り(自民党の独自の予想で55〜57)で、公明は増加。
野党から見れば、共産党は倍増、民進は減少も一人区で11勝(2013年は2勝)と、野党共闘に一定の価値をみれる。

改憲派としては、無所属も含めればとりあえず3分の2議席を獲得して、改憲の手続きに進める。
改憲派としては、なんとか自公、お維新込みの3党での3分の2議席を阻止。
無所属はあくまで世論に寄り添うと考えられるので、今の時点で改憲の民意を得たとは言い難い状況にはなった、と。

僕は、「改憲を前提として、改憲議論をしっかり進めてほしい派」なので、この結果しか、なかったような気がします。
もし、自公のみで3分の2議席獲得なんてことになれば、マジで自民党の現草案で改憲、なんて話も持ち上がっただろうし。
一方でもっと民進が勝ってれば、野党共闘が一番だっていうことになって、「護憲」しかありえない共産党の言い分をもっと聞くことになっていたかもしれない。

もちろん、このバランス、これこそが良い状況だと本当に言えるのは、まだ先。
しっかりとした改憲を前提とした改憲議論が始まって、今の自民の、大日本帝国憲法へのノスタルジー丸出しの草案が変わっていく時に、ああよかった、と言えると思います。
ということで、おおさか維新、民進、公明、よろしくね。