ひとたんのまるでヒトゴト!、の続き!

ノミル編集長、ひとたんのブログです。

シンゴジラについて

シン・ゴジラ
ちょっとタイミングは遅いかもしれないですが、シンゴジラについて。
お盆の間中、まだ観てないし観るかどうか、と言っている親戚や友人たちにプレゼンして回っています。そのプレゼンをまとめておきます。
ネタバレが若干含まれているので、まだ観てなくて、観に行く日が決まっている人は読まないでください。ちょっと観に行くのを悩んでいるくらいなら、ぜひ読んでください。

・迫力あるの?
結構、過去のゴジラを見ている、僕の身近な人にとって、気になるところみたいです。
それに対して、僕はこう答えています。
「間違いなく迫力あります。
その迫力は、映像の撮り方が、すごいからだと思います。
カメラワークやライティングがバシッと決まった、非常に綺麗な映像。CGを使った、特撮の上を行くようなスケールの映像。スマートフォンで撮ったような、手ぶれでチープだけどリアルな映像。
これらの異なる映像を連続で見せられるので、それが合わさった時のリアリティは凄いです。
これはハリウッドでは作れない、真に迫るものだと思います。」

製作委員会方式じゃない
結構、頭が良いと自分のことを思っている人はこの話をするとすごく食いつきます。
「シンゴジラ製作委員会方式を取っていません。
製作委員会方式とは、ご存知かもしれませんが、委員会という形で色々なところからお金をもらい、プラダクションなどの協力を得やすい方法として、発明された、素晴らしい手法。でも、発明されてから時間が経つにつれて、色々なスポンサーの声を聞かなくてはいけなくなり、製作者にとって都合が悪い側面が表面化した。
シンゴジラ東宝一社が作っているので、非常にクリア。だから庵野監督のやりたいことが出やすくなっているし、一社が作っていることが、逆に庵野監督の名前の元に協力体制を作りやすくしている。
きっとエンドロールの名前に驚くし、映画を見た後なので納得もすると思います。」

庵野監督ってどうなの?
アニメの監督というイメージが強いようで、やはり通常の映画との差、が気になるようです。
「全体を通して、台詞回しや舞台設定のせいか、怪獣映画というよりは国防映画とでもいう雰囲気になっています。
これは、エヴァでも表現されている部分ですが、アニメよりもむしろ実写に馴染むテーマだと思います。
特に国会や議会のシーンではすごく綿密な取材をもとにしたリアリティがあって、そこにエヴァの時にもあった、セリフ回しのスリルがプラスされていて、これがもしかしたら庵野監督のやりたいことの一面なのかな、という感じがして面白いです。」

という3点あたりを中心にプレゼンして回っています。
皆さんも、もしシンゴジラどうなの?と聞かれたら、参考にしてお答えいただけると嬉しいです。